回収率・的中率の検証の考え方
「回収率100%超」と聞くと魅力的に見えます。ですが、数字の読み方を間違えると判断を誤ります。検証結果を見るときのポイントを整理します。
的中率と回収率は別のもの
的中率は、買ったレースのうち当たった割合です。回収率は、使ったお金に対する払戻金の割合です。的中率が高くても、配当が低ければ回収率は100%を下回ります。逆に、的中率が低くても、高配当が当たれば回収率は上がります。
控除率を知る
馬券の売上の一部は、払戻しの前に差し引かれます(控除率)。JRAの控除率は券種により異なり、概ね20〜30%です。つまり、何も考えず買い続ければ、長期的には回収率は100%を下回るのが基本です。
旧サイトが公開していた検証値(アーカイブ)
旧サイトは、2003年1月5日から2012年12月31日までの全27,502レース(新馬・障害を除く)について、総合指数どおりに機械的に三連複ボックスを買った場合の結果を公開していました。
| 買い方 | 的中率 | 回収率 | 万馬券の本数 | 最高配当 |
|---|---|---|---|---|
| 指数上位3頭(1点) | 6% | 119% | 30本 | 256,910円 |
| 指数上位4頭(4点) | 15% | 103% | 155本 | 256,910円 |
| 指数上位5頭(10点) | 26% | 98% | 491本 | 477,870円 |
| 指数上位6頭(20点) | 38% | 98% | 1,131本 | 1,934,320円 |
出典:Wayback Machineに保存された旧サイトのページ(2012年更新)。期間と条件は当時のもので、将来の結果を示すものではありません。旧サイトは、このような機械的な買い方を推奨していないとも記していました。
数字を読むときのチェックリスト
- 期間とレース数。短い期間・少ないレース数の数字は偶然に左右される。
- 高配当が数本あるだけで、回収率が大きく動いていないか。
- 検証した後の期間(未知のデータ)でも成り立つか。過去に合わせて作った数字は、先で崩れやすい。
- ルールや券種の変化(払戻しの仕組み、売上規模)の影響。
- 自分が実際に買うときの資金配分と手間。検証は理想的な条件の数字。
どんな数字も、勝ちを保証しません。購入は予算の範囲で、のめり込みに気をつけて楽しみましょう。